京都には、秋の紅葉の名所がたくさんあります。その中でも、大原宝泉院の紅葉は、京都を代表するほどの美しさを誇ります。また、院内から眺める庭園の紅葉は、まるで絵画のように美しく、多くの観光客を魅了しています。(息をのむ美しさ!)
庭園には、もみじをはじめさまざまな種類の木々が植えられています。
紅葉の時期には、これらの木々が色づき、鮮やかな色彩の世界を造っています。
また、院内では、抹茶とお菓子の接待も受けられるので、紅葉を眺めながら、ゆっくりとくつろぐのもおすすめです。
この記事では、そんな京都大原宝泉院の紅葉について、詳しくご紹介します。
大原宝泉院
湿度が高くムシムシしますが、大原は町中よりは少し過ごしやすいでしょうか。青もみじも春の鮮やかな色から、ぐっと色が深まり、赤いプロペラのような実がぶる下がっています。 pic.twitter.com/pDgACyVKKY
— 京都大原宝泉院【公式】 (@ohara_hosenin) June 14, 2023
モノクロの中に一筋の毛氈、客殿との調和が降り積もった雪を壮大な水墨画のように変えてゆく‥、そんな四季ごとに感動を覚える宝泉院の盤垣園であります‥#宝泉院 pic.twitter.com/guIYmrYNDA
— 京見坂 (@junichiro__t) January 7, 2023
「宝泉院」
— 三毛猫nodopa_R (@nodopa_r) December 7, 2022
紅葉の額縁庭園が美しい#京都 #宝泉院 pic.twitter.com/UwWOt6ZUPJ
天台宗の寺院です。
大原寺勝林院の塔頭であり山号は魚山です。
本尊は阿弥陀如来となっています。
額縁庭園
客殿の西方、柱と柱の空間を額に見たてて観賞する。
竹林の間より大原の里の風情を満喫できる。
庭の名前は盤桓園(ばんかん、立ち去りがたい意)と称する。
五葉松
宝泉院庭園の南側には、樹齢約700年の「五葉松」が植えられています。
高さは11m、枝の幅は南北に約12m、東西に約14mという立派なものです。
高さ約1mのところで幹が3つに分かれています。
近江富士を形どっているといわれています。
この「五葉松」の四季折々の美しさは[額縁庭園]としても鑑賞することができます。
雪景色の「五葉松」の美しさには心を奪われることでしょう。
また、大変立派で貴重な木であることから京都市の天然記念物に登録されています。
血天井
関ヶ原の戦いの直前に石田光成が徳川家康側の武将鳥居元忠が守る京都の伏見城に兵を挙げてきました。
約4万の軍をひきいる石田三成(小早川秀秋・島津義弘)の軍に対し、鳥居元忠の軍は1,800人で対戦をしたが敗戦となってしまいました。
最後は家臣380人と共に伏見城廊下で自害をしました。
この時の血の跡が残る床板を,徳川家康が供養として寺院の天井に使用したといいます。
なぜ天井かというと、人に踏まれないようにとのことが理由なようです。
宝泉院の庭園
鶴亀庭園
池の形が鶴を形どった池。
亀を形どった築山、
蓬莱山と見立てた山茶花の古木が書院の周囲を盛り立てていて日本の庭園の良さを醸し出しています。
盤桓園
客殿の西方を柱と柱の空間を額縁に見立てて鑑賞する額縁庭園でありますが、時を忘れてずっと見ていたい万感立ち去りがたい庭園となっています。
抹茶をいただきながら四季それぞれの景観を堪能してみてはいかがでしょうか?
京都の旅館・ホテルと観光地はこちら>>大原宝泉院の紅葉|見ごろ時期はいつ?
おはようございます。今朝は霧がかかっていて、竹の向こうの景色がぼんやりとして、またこれも趣があります。濡れた石の上などは滑りますので、どうぞお足元にお気を付けておいで下さい。 pic.twitter.com/KWocUqELMA
— 京都大原宝泉院【公式】 (@ohara_hosenin) November 20, 2022
今日の夕方は、こんな感じでした。見慣れている景色とはいえ、やはり夕方の陽光を浴びた紅葉は、また格別です。 pic.twitter.com/DiakZ7XsO6
— 京都大原宝泉院【公式】 (@ohara_hosenin) November 18, 2022
今日の紅葉はこんな感じです。客殿に近く方はまだこれから真っ赤になると思いますが、門を入って左手の宝楽園の方は、今が見頃かもしれませんね。例年は11月半ばから終わりにピークになりますが、今年は月末にはピークをかなり過ぎた感じになりそうです。 pic.twitter.com/BB9p3EkWpJ
— 京都大原宝泉院【公式】 (@ohara_hosenin) November 13, 2022
大原宝泉院の紅葉は、11月中旬から下旬にかけて見頃を迎えます。
宝泉院の紅葉の特徴は大きく分けて3つだと私は思っています。
- 何と言っても[額縁庭園]の紅葉です。
よく言う『絵に書いたような景色』とはまさに、宝泉院の紅葉のことを言っても過言ではないでしょう。
特に紅葉真っ盛りの時期は息をのむ美しさで、立ち去りがたい気持ちになること間違いありません。
- 院内での鑑賞も素晴らしいですが、庭での紅葉は単なる紅葉狩りではなく、宝泉院の紅葉は各々の木の姿に芸術があるように私は感じました。
- もみじや山もみじ、イチョウ、カエデ、など種類の木々が紅葉のグラデーションが楽しめます。
『色鮮やか』と表現するにふさわしいと感じました。
宝泉院の紅葉を鑑賞する際の注意点としては、以下の点が挙げられます。
紅葉の時期は、特に混雑します。早めに到着することをおすすめします。
客殿の奥の座敷に座布団を用意してあり、そちらに座って窓枠を額縁に見立て、庭園の写真を撮るのがおすすめです。
京都の旅館・ホテルと観光地はこちら>>京都駅からバス・タクシーでのアクセス
京都市営バスでのアクセス方法
宝泉院は勝林院のとなりなのでアクセスは同じです。
京都駅改札口から京都バス乗り場までのアクセス
JR「京都駅」 烏丸中央口 から 徒歩5分程度です。
近鉄「京都駅」 改札口 から 徒歩10分程度です。
タクシーでのアクセス
タクシーも同じで勝林院のとなりなので同じです。
JR「京都駅」の中央改札口を出ると右側にタクシー乗り場があります。
京都駅から、タクシーで勝林院へ行くと、
所要時間は40分程度になります。
運賃は、7,000円以下で利用できると思います。
複数人で乗れば便利かと思います。
京都の旅館・ホテルと観光地はこちら>>大原宝泉院周辺の駐車場情報
宝泉院には専用の駐車場はありません。
周辺には民間の駐車場がありますが、紅葉の時期は混雑するため、早めに到着することがおすすめです。
宝泉院周辺の主な駐車場は、以下のとおりです。
大原女駐車場
宝泉院から約500m、バス停「大原」から徒歩約2分のところにある駐車場です。収容台数は100台で、料金は普通車300円、大型車500円程度です。
三千院前有料駐車場
宝泉院から約200m、バス停「大原」から徒歩約1分のところにある駐車場です。
収容台数は50台で、料金は普通車400円、大型車600円程度です。
大原駐車場(観光バス専用)
宝泉院から約1km、バス停「大原」から徒歩約10分のところにある駐車場です。
収容台数は100台で、料金は普通車500円、大型車1,000円程度です。
京都の旅館・ホテルと観光地はこちら>>大原宝泉院の紅葉の見ごろ時期はいつ?のまとめ
京都大原宝泉院の紅葉は、11月中旬から下旬にかけて見頃を迎える、京都を代表する紅葉の名所です。
院内から眺める庭園の紅葉は、まるで絵画のように美しく、多くの観光客を魅了しています。
庭園には、さまざまな種類の木々が植えられ類まれな紅葉の世界を造っています。
また、客殿では、抹茶とお菓子の接待も受けられます。紅葉を眺めながら、ゆっくりとくつろぐのもおすすめです。
宝泉院の紅葉を鑑賞する際の注意点としては、以下の点が挙げられます。
- 紅葉の時期は、特に混雑します。早めに到着することをおすすめします。
- 客殿の奥の座敷に座布団を用意してあり、そちらに座って窓枠を額縁に見立て、庭園の写真を撮るのがおすすめです。
京都を訪れる際には、ぜひ一度、京都大原宝泉院の紅葉を鑑賞してみてはいかがでしょうか。
京都の旅館・ホテルと観光地はこちら>>
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