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千の風大沼公園の紅葉|見所と見頃予想はいつからいつまで?アクセスと駐車場も!

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北海道の秋、その魅力を一言で言い表すならば何を思い浮かべますか?新鮮な海の幸や大自然の中でのアクティビティも魅力的ですが、実は静かに時を刻む美しい“紅葉”がその答えかもしれません。特に大沼公園の紅葉は、日本国内でも指折りの美しさを誇ります。

一歩足を踏み入れれば、あなたはその壮大な自然のアートに息をのむことでしょう。この記事では、そんな大沼公園の秋の魅力に迫ります。

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目次

大沼公園の楽しみ方     


大沼公園は、北海道函館市と七飯町にまたがる国定公園です。

総面積9083ヘクタールの広大な公園内には、大沼、小沼、蓴菜沼の3つの湖と、大小の島々、そして駒ケ岳がそびえ立ちます。

大沼公園は、アイヌ語の「ポロ・ト」に由来し「ポロ」は「大いなる」を意味し、「ト」は「湖沼」や「水溜まり」を意味しています。

大沼公園は、四季折々の自然を楽しむことができるので以下にそれぞれの楽しみ方を紹介します。

春の大沼湖    

・湖畔ではミズバショウが咲き始めます。

・白鳥がシベリアに向かって飛び立っていく姿が見えるかもしれません。

・凍っていた湖の氷が解け始めると湖面から湧き水が湧き出ているのが見える季節です。

夏の大沼湖   

・湖畔を散策したり、遊覧船に乗ったり、カヌーやサイクリングなどアクティブな楽しみ方が多くあります。

・湖畔でキャンプやバーベキュー(直火禁止)を楽しむこともできます。

・絵にかいたようなスイレンの花も7~8月に見ることができます。

秋の大沼湖   

秋はやはり紅葉ですね。

ナナカマド

夏にはしろいろの小さい花が集まって咲いていた花が、この季節になると赤紫の小粒の実となってブドウ状になります。

葉は真っ赤な紅葉になります。

ハウチワカエデ

紅葉時期は早く黄金色の紅葉が目立ちます。

冬の大沼湖   

・白鳥が見れます

12月下旬~3月上旬

・ワカサギ釣り

・スノーモービル

・氷上そり

などアクティブな遊びが楽しめます。

この時期は凍結した路面には十分注意してください。

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大沼公園紅葉の見頃予想はいつからいつまで?

大沼公園は紅葉の美しさでは全国的に有名です。

テレビの全国の紅葉情報などにも大沼公園は取り上げられています。

大沼公園の紅葉は、その年の気候や木の種類によって色づきの時期が異なりますが、例年10月中旬から11月上旬が見頃とされています。

紅葉の見頃予想を以下のようにまとめてみました。

10月中旬

散策路「大島の路」や「島巡りの路」で、ハウチワカエデやヤマモミジなどが赤く色づき始めます。

駒ヶ岳山麓もオレンジ色に染まってきます。

この時期は、秋の高い青空と紅葉のコントラストがとても美しいです。

10月下旬

公園全体が紅葉に包まれて最盛期で必見です。

イタヤカエデやブナなどが黄金色になっています。

湖畔周遊道路では、紅葉のトンネルを通るような感覚を味わえるのも、この頃です。

この時期は、紅葉のグラデーションがとても鮮やかです。

11月上旬

落葉が始まってきますが、モミジなどまだまだ綺麗な紅葉は残っています。

落ち葉に絨毯が絵になってくる頃ですね。

そして、冠雪した駒ヶ岳と紅葉のコラボレーションが素敵です。

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大沼と「千の風になって」の関係は?

「千の風モニュメント」とは、北海道の七飯町にある大沼国定公園の西大島に設置された、名曲「千の風になって」の誕生を記念したモニュメントです。

この曲は、芥川賞作家である故・新井満さんが、大沼公園にある別荘で翻訳詞・作曲したもので、亡くなった親友への想いや、大沼の自然に触発されたものだと言われています。

新井満さんは、北海道講演の時に大沼公園を訪れてすっかり気に入ってしまいました。

大沼に自宅まで移してしまいました。

また、地元の大沼岳陽学校(小中9年生)の校歌も作詞・作曲しました。

新井満さんは、「千の風になって」は「大沼の森の中を吹き渡る風をイメージした」と語っていたそうです。

「千の風モニュメント」は、新井満さんが亡くなった2013年に建立されました。

駒ヶ岳の安山岩をモザイク状に組み合わせた円盤形で、直径3m、高さ30cmとなっています。

景観を損なわないように目立たなく作られており、駒ヶ岳を眺める絶景の地にあります。

私はモニュメントを見たときに「もっと、立体的で大きなものを想像していたけど違った!」と思わず心の中で思っていましたが、大沼の自然に対する思いやりが背景にあったのですね。

私の個人的な意見ですが、せめて歌碑だけでも造ってほしかったです。

「千の風モニュメント」は、新井満さんと大沼公園との関係を象徴するものであり、多くの人々に感動を与えるものです。

モニュメントは、JR大沼公園駅から徒歩約5分の公園広場にあります。

ぜひ一度訪れてみてくださいね。

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大沼公園紅葉の見どころ

紅葉を楽しむのにおすすめなスポット、大沼公園の見どころをご紹介したいと思います。

千の風モニュメント

まず、大沼公園で最初に紹介したいのが「千の風モニュメント」。

10月中旬から、ヤマモミジやハウチワカエデが鮮やかに赤く染まり始め、湖とのコントラストがとても美しいです。

皆さんも、湖と紅葉が共演するこの美しい光景をぜひ見に来てください。

湖月橋

次に「湖月橋」。

これは、「島巡りの路」という散策路に位置しています。

特に10月下旬から11月上旬が見頃で、イタヤカエデやブナが黄色に染まる姿は、橋から湖面に映る景色と相まってまさに絶景です!

八つ橋

さらに、「島巡りの路」には「八つ橋」という、8つの小さな橋があります。

この時期、カラマツやモミジが特に美しく、歩行中の紅葉の風景を満喫することができます。

遊覧船

10月中旬から11月上旬にかけて、湖畔周遊道路に沿って紅葉する木々を見ることができます。

大沼公園では、陸からだけでなく、「遊覧船」からも紅葉を楽しむことができます。

船上からの眺めは、陸上からの景色とは一味違い、湖畔の木々の色づきを楽しむことができます。

サイクリング

さらにアクティブに紅葉を楽しむ方法として「サイクリング」もおすすめです。

レンタサイクルを借りて、湖畔を一周するルートは、約14kmあります。

途中、紅葉のトンネルを抜けたり、駒ヶ岳の壮大な景色を楽しむことができます。

日暮山展望台

最後に、日が暮れるまで見入ってしまったという人もいるか否かわかりませんが、「日暮山展望台」。

10月下旬から11月上旬にかけて、駒ヶ岳の裾野の紅葉を一望することができます。

また、大沼・小沼も眺望できます。

標高303mからのビューは、紅葉の季節には特に圧巻です。

これらが、大沼公園の紅葉の見どころとなっています。

皆さんも、この素晴らしい季節に、ぜひ大沼公園を訪れて、日本の自然の美しさを体感してみてください。

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電車・バス・車でのアクセス

電車でのアクセス

JR函館駅から大沼公園駅まで

・普通電車で約50分。

・特急「北斗」「スーパー北斗」で約20分

バスでのアクセス

下記の場所からバスを利用できる。

・JR函館駅

函館バスで「大沼公園経由鹿部行き」で函館駅前から大沼公園まで約60分

・函館空港

大沼交通シャトルバスで大沼公園ポロト館(JR大沼公園駅徒歩7分)まで約70分

車でのアクセス

大沼公園は函館市から北方向へ約30kmの場所にあります。

国道5号線を走行していると案内板が出ているので迷わずに行くことができます。。

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