秋、日本の風物詩といえば紅葉狩り。全国各地で美しい紅葉を楽しむことができますが、観光地化された場所では混雑が避けられません。そんな中、穴場として知られる場所が、京都大原の勝林院です。多くの観光客が集まる京都の紅葉名所とは一味違い、静かな美しさが広がっています。
その魅力について詳しく解説しましたので、ぜひ読んで、この秋の紅葉狩りのプランに加えてみてください。
京都大原勝林院
本年度の勝林院文化財特別公開は、9月16-24日に本堂内にて開催されます。
— 魚山大原寺勝林院 (@shourinin) June 6, 2023
今回のテーマは勝林院潅頂会。
幕末の文化~天保年間頃に、勝林院本堂で行われた密教伝授の儀式です。
今日は展示に向けて、展示する曼荼羅法具の確認作業を行いました。 pic.twitter.com/S0Dk282dC5
🍁京都⛩勝林院🍁③
— 桜花放神 Sacre de lumiere🌸燦々轟華絢爛百花斉放🌸多忙🌸ツイートは月水金日 (@hyaxtukaryouran) January 12, 2023
別名を問答寺
大原問答で有名
法然が説いた浄土宗は
専修念仏と言い
南無阿弥陀とひたすら
唱えましょうという意
しかし若僧は南無阿弥陀と
唱えるだけは❌と問答
この大原問答を大原談義とも
言い有名
結果法然が言う事が真実と
阿弥陀如来が光ったという
逸話が残されています pic.twitter.com/9ADHGlKHYW
京都大原勝林院は、京都市左京区大原勝林院町にある天台宗の寺院です。
山号は魚山。
本尊は阿弥陀如来。
法然上人二十五霊跡第21番札所で三千院の北にあります。
別称として「問答寺」、「証拠堂」とも呼ばれます。
古くから来迎院(左京区大原来迎院町)とともに天台声明の道場でもありました。
勝林院は、長和2年(1013年)、寂源によって声明による念仏修行の道場として創建されました。
声明(しょうみょう)とは僧侶が唱える声楽全般を指す言葉で、お経の節回しなどもそれにあたります。
境内
勝林院の境内には、本堂、鐘楼、山門、問答台、法然腰掛石などがあります。
本堂
本堂は、安永7年(1778年)に再建されたもので、幅七間・奥行六間の総欅造りで屋根は木の板を重ねて葺いた杮葺です。
欄間や蛙股などに彫り込まれた立体的な彫刻は当時の木彫技術の素晴らしさを今に伝えています。
鐘楼
鐘楼には、藤原時代の梵鐘(無銘)が安置されています。
この梵鐘は、京都府の重要文化財に指定されています。
山門
木造入母屋造りの平唐門です。
問答台
大原問答が行われた問答台は、本堂の西側にあります。
この問答台は、法然上人と南都、北嶺の名僧学匠が論議を交わした場所です。
法然腰掛石
法然腰掛石は、本堂の東側にあります。
この法然腰掛石は、法然上人が大原問答の前に座ったとされる石です。
京都の旅館・ホテルと観光地はこちら>>京都大原勝林院の紅葉|見ごろ時期はいつ?
続いて、勝林院塔頭 宝泉院へ来ました🚶♀️
— そうだ 京都、行こう。事務局【JR東海公式】 (@souda_kyouto) November 12, 2022
紅葉は色づき始めといったところでしょうか🤔グラデーションがとても綺麗です✨🍁
拝観の混雑もなく、落ち着いて過ごすことができました😊局員#そうだ京都行こう pic.twitter.com/Y03qnyX3ME
欄間まで紅葉の勝林院さん。素敵な宝篋印塔に近づいて振り返ると今日イチの紅葉の景色でした。 pic.twitter.com/1cqr3ImfZ0
— さうび (@mme_hardy000) November 12, 2018
勝林院(11/16)。
— 手鞠 (@kiratemari) November 16, 2014
同じ紅葉を本堂の廂から眺めるのがお気に入りのポイント。これは門の外からでは決して見られないものです (^-^) pic.twitter.com/iZPAlzGBYR
勝林院は京都市左京区大原にある紅葉の名所だといわれています。
山内に広がるモミジや他の木々は緑から黄色や赤に色づき、深い赤や黄色に染まっていきます。
この色彩豊かなコントラストは見る人を楽しませ感動を与えてくれます。
また、こけら葺き(こけらぶき)の本堂や鐘楼などと紅葉との調和も歴史を感じる美しさも勝林院の特徴となっています。
本堂から眺める紅葉も、本堂の外から見る紅葉も大変素晴らしい景観となっています。
さらに、勝林院は紅葉の名所としては、あまり有名ではないために人混みも比較的に少なく、ゆっくりと紅葉狩りを満喫できるかと思います。
勝林院の紅葉は例年では、11月中旬から12月上旬が見ごろ時期となっています。
しかし、その年の気候によって時期や見ごろは変わることがあります。
また、山間部にあるために市街地よりも朝晩の冷え込みが強いために、紅葉が早く始まると考えられます。
山間部特有の色鮮やかな紅葉をぜひ堪能しに訪れてみてはいかがでしょうか?
京都の旅館・ホテルと観光地はこちら>>京都駅から勝林院へのバス・タクシーでのアクセス
京都駅からバスで勝林院へのアクセス
京都駅から京都バス17, 18系統のC3乗り場から乗車をして、バス停「大原」で下車。
バス停「大原」から勝林院までは800m程度なので15分もかからないと思います。
60分程度の乗車です。
京都駅改札口から京都バス乗り場までのアクセス
JR「京都駅」 烏丸中央口 から 徒歩5分程度です。
近鉄「京都駅」 改札口 から 徒歩10分程度です。
京都駅からタクシーで勝林院へのアクセス
JR「京都駅」の中央改札口を出ると右側にタクシー乗り場があります。
京都駅から、タクシーで勝林院へ行くと、
所要時間は40分程度になります。
運賃は、7,000円以下です。
複数人で乗れば便利かと思います。
京都の旅館・ホテルと観光地はこちら>>大原勝林院付近の駐車場情報
駐車場は勝林院周辺にあるので地図を掲載しておきます。
勝林院には駐車場は用意されていません。
京都の旅館・ホテルと観光地はこちら>>勝林院の紅葉の見ごろ時期はいつ?のまとめ
京都大原にある勝林院は、京都を代表する紅葉の名所の一つです。
境内には、モミジやイチョウなどの紅葉樹が植えられており、例年11月中旬から下旬にかけて見頃を迎えます。
勝林院の紅葉の見どころは、本堂周辺のモミジの紅葉です。
本堂は、こけら葺きの屋根と鮮やかな紅葉のコントラストが美しい景観を創り出します。
また、本堂の裏手にある庭園も、紅葉の名所として知られています。
勝林院の紅葉は、静かな雰囲気の中で楽しむことができます。
また、お隣の宝泉院との合同で秋の夜灯り・紅葉ライトアップも開催され、幻想的な雰囲気の中で紅葉を楽しむことができます。
以下に、勝林院の紅葉の見どころをまとめます。
- 本堂周辺のモミジの紅葉
- 本堂の裏手にある庭園の紅葉
- 静かな雰囲気の中での紅葉鑑賞
- 宝泉院との合同秋の夜灯り・紅葉ライトアップ
京都を訪れる際には、ぜひ勝林院の紅葉も楽しんでみてはいかがでしょうか。
京都の旅館・ホテルと観光地はこちら>>
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